高校生でもOK!介護施設
介護施設のバイト内容
数ある仕事の中でも、安定した供給があることから圧倒的な人気を得ているのが介護関連の職場です。
特に将来介護関係の資格をとって働きたいと考えているのであれば、介護施設でのアルバイトがおすすめです。
介護のアルバイトでは、入浴や食事・排泄の介助やコミュニケーション、移動・就寝の介助などが主な仕事となっています。
高校生の場合にはアルバイトのできる時間が夕方だけなどといった制限がありますので、口腔ケアや食事介護が主な仕事内容になります。
もう一つ、高校生を対象にした介護施設のアルバイトで多い仕事は調理補助です。
介護施設には必ず専門の調理師がいるので、特に料理の経験がなくても心配はありません。
野菜の皮をむいたり切ったりする、単純な作業ができればOKです。
介護施設でのバイトおすすめの理由
介護施設でアルバイトするメリットは、介護の実務知識を学べることにあります。
「将来は介護福祉士になりたい」と考えている高校生なら、アルバイト先にはぜひ介護施設を選びましょう。
介護福祉士の資格を取得するためには高校を卒業した後に専門の養成施設を卒業することで受験資格が得られる「養成施設修学パターン」の他に福祉系の高等学校を卒業するか、介護業務の実務を3年以上経験して指定された研修を終了する方法などがあります。
ですから、介護施設でのアルバイトは将来の資格取得に直結すると考えていいでしょう。
実際にバイトをしているうちに「私がやりたいことと介護福祉士のイメージが違っていた」などと気づくこともありますし、介護のハードな面を見ることで仕事の厳しさを確認できるというメリットもあります。
介護施設でバイトする際の注意点
介護施設でアルバイトすると、個人的な都合で休むのが難しいことは覚悟しておかなければなりません。
高校生ということで、学業に差し障りのないようなシフトを組んでもらうにしても、体力が勝負の仕事ですから、疲れやすい人はその辺を考慮して応募することが大切です。
介護のアルバイトは体力的にハードなわりに時給もそれほど高くないので、本当に介護が好きな人、介護の仕事で食べていきたいと考えている人でなければなかなか続けていけないかもしれません。
アルバイトとはいえ賃金をもらうわけですから、生半可な気持ちでは応募できないことは覚悟しておく必要があります。
働く以上、しっかり賃金分は貢献するという覚悟で働きましょう。
また、人員の不足している施設では、希望していたよりも長時間のシフトを強いられる可能性もあります。
あくまでも高校生であるという立場を忘れずに、学業を優先にしたシフトを組んでくれるかどうかについて、面接の時にしっかりと確認しておくようにしたいものです。