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交通費はチェックしておこう

交通費の支給について

アルバイトを始める場合、家から自家用車や公共交通機関を使わなければならない時は当然交通費がかかります。
交通費として1回数百円の出費であるとしても、1ヶ月間バイトに通う回数次第ではその金額は決して安いものではありません。
この場合、アルバイト先の店舗は従業員の住所等を考慮して、場合によっては交通費を一部または全額支給する制度を取っているケースも多いです。
バイト側からすれば、交通費の支給は経済的な負担を大きく減らせる重要な要素になります。

また、交通費を支給する店舗であっても、条件を満たす対象者にしか支給しない方針を取る店舗もあります。
週3回以上働ける人かつ1日4時間以上働ける人など、一定の条件が求められる場合もあるので注意してください。
自宅から遠い店舗のアルバイトに応募予定の場合は、交通費の支給条件は必ず事前に確認しておきましょう。

算出方法

アルバイトの交通費の算出方法は、通勤手段によって大きく異なります。
まず、徒歩や自転車通勤の場合は基本的に交通費はかからないものと考えておきましょう。
しかし自転車の場合は、店舗の敷地内や周囲に駐輪できず公共の駐輪場を借りる場合に限って、駐輪場の月額レンタル費用は支給されることもあります。

交通費が支給される可能性が高いのは、電車やバスで通勤するケースです。
この場合、自宅最寄り駅からアルバイト先の最寄り駅までの区間にかかる交通費の出勤日数分が支給されるという計算になります。

さらに金額も全額支給か一部支給かで変わってきますが、たとえば電車代の往復が1日300円の区間でアルバイトを月に20日間行う場合、全額支給の店舗であれば6000円が支給されるというわけです。
これが一部支給の場合は金額に上限が設けられるため、5000円までと定められた店舗であれば5000円しか支払われず、1000円損をしてしまいます。
そして自動車通勤の場合は、ガソリン代や駐車場代等の領収書を提出することで、全額・一部支給の条件に基づいて交通費の支払いが行われます。

嘘を吐くのはNG

かかった交通費以上の金額を嘘を吐いて請求する人がいますが、これは絶対に行ってはいけません。
実際にあるケースとしては、普段バスで通っていたけど金額的に高い電車通勤の体で交通費を請求していたり、電車通勤と申告していながらも近隣まで自転車通勤していたなどが挙げられます。

これはアルバイト先の店舗との信頼関係を大きく損なう行為であり、場合によっては解雇、法的措置を取られる可能性もあります。
交通費の請求は店舗の条件に即して適切に行い、信頼関係を損なわないよう注意が必要です。
通勤においてイレギュラーな事例が発生した場合などは、店舗の担当者へ必ず交通費について相談して解決するようにしましょう。