学生のうちに社会経験を積むことができるインターンシップ
学生さんのなかには、すでにインターンシップを受けた方もいらっしゃるかもしれません。インターンシップとは学生が企業に出向き、一定期間就職体験をすることです。
報酬が発生する企業もありますが、ほとんどのところは報酬がありません。就業体験を通し、社会人としての考え方や働き方、働く目的などを理解し、就職活動に役立ててもらうために行われています。
今回はインターンシップの仕事内容とメリットをご紹介します。
インターンシップの仕事内容
インターンシップには短期と長期の2種類があります。どれを選ぶかは本人の自由ですが、業務を細かく知りたいのであれば長期を狙うのがおすすめです。
仕事内容は企業先によって異なります。初心者・経験者に限らず、最初から難しい仕事を任されることもあるのがインターンシップの特徴です。
案件をスムーズに進めるための解決法をディスカッションしたり、マーケティング戦略のプレゼンテーションを作成したりと、行うことはさまざま。
企業によっては接客やデイケアセンター利用者のお世話などを行います。営業職を希望している場合、営業に同行するケースもあるため商談の雰囲気を実際に味わえるのも魅力の一つです。
ちなみに私も数社のインターンシップに参加します。興味がある業界には勇気を出して参加してみましょう。
インターンシップを行うメリット
さまざまな業界・企業の仕事を体験できるため、仕事への理解が深まります。
この業界に自分は向いているか考えられますし、大変なところ・やりがいなどを味わえるのも大きなポイントです。百聞は一見に如かずというように、自分が経験しないと分からないことは多々あるもの。実際に体験をすることで、有意義な就職活動を行えます。
社会人と接することで、ビジネスマナーや常識を習得できます。敬語の使い方やマナーを勉強していても、実際に使用する機会がないと口からスラスラ言葉は出てきませんし、丁寧な対応はできません。面と向かってお客さまや職場の方と接することによって、マナースキルがグッと向上するでしょう。
面接をした場合、印象に残る人物としてピックアップされるケースが高くなります。
インターンシップを通して得られた経験を志望動機と交えて話をすれば、企業への熱意が十分に伝わる内容となり、採用される可能性がグッと高まるでしょう。具体的な体験を伝えることで企業へのアピールにつながります。
インターンシップを経験することで、今まで知らなかった世界がグンと広がります。自分の適性を知るのはもちろん、さまざまな業種の仕事内容を知るためにも、一度は経験してみることをおすすめします。